---

商品の説明

BETAFPV Matrix 1S Brushless Flight Controller (3IN1)

Matrix 1S 3IN1 HD ブラシレスフライトコントローラーは、1S HD Whoop専用に設計された軽量・高機能なオールインワンタイプのFCです。アイコニックな「クロス」デザインを採用し、デジタルFPV専用設計のため、アナログOSDを排除。フライトコントローラー・ESC・ELRS 2.4Gレシーバーを一体化し、セットアップやメンテナンスが格段に簡単になります。
新開発のBECおよびESCを搭載し、1S HD Whoopに求められるパワーと安定性を最適化。高品質なデジタル映像伝送を実現し、1S HDフライトコントローラーの新たなスタンダードを確立します。



1S Whoopに最適化：DJI O4デジタル映像伝送システムと組み合わせることで、1S機体の性能を最大限に引き出す設計
3-in-1統合設計：フライトコントローラー、ESC、ELRS 2.4Gレシーバーを一体化し、アナログOSDを排除することで高品質なデジタルFPVに特化
安定したHD映像伝送：新開発のBECにより、HDシステムへ安定した電力供給を実現
強化された電流耐性：連続12A、ピーク18AのESC出力で、パワーが求められる飛行にも対応
高精度で信頼性の高い制御：独立設計の3.3V LDOにより、IMUに対して干渉のない安定した電力を供給
簡単セットアップ：モータープラグとSH1.0-6Pin HDデジタルポートを採用し、はんだ不要で組み立てもメンテナンスもスムーズ

仕様:
フライトコントローラー（FC）
MCU：STM32G473CEU6（168MHz）
ジャイロ：ICM42688P
ブラックボックスメモリ：16MB
センサー：電圧・電流センサー内蔵
BEC出力：5V / 3A
UARTポート：
UART1（RX専用 / SBUS）
UART2（フリー）
UART3（受信機用）
UART4（フリー / HD用MSP）
ESC出力：連続12A
レシーバー：シリアルELRS 2.4GHz（バージョン3.4.3）
FCファームウェア：Betaflight_4.5.1_BETAFPVG473
USBポート：SH1.0-4Pin
HDデジタルVTXポート：SH1.0-6Pin
モータープラグ：JST1.25-3Pin
バッテリーコネクター：BT2.0
取付サイズ：25.5mm × 25.5mm
重量：3.2±0.1g（バッテリーコネクター除く）、4.2±0.1g（バッテリーコネクター含む）

ESC 仕様
入力電源：1S専用
電流対応：連続12A、ピーク18A
ESCファームウェア：A_X_5_96_v0.19.2.hex（BB51 Bluejay対応）
デジタル信号プロトコル：DSHOT300、DSHOT600

Matrix 1S 3IN1 HD Brushless Flight Controller:



HD映像伝送を安定させる新型BEC搭載
デジタル映像伝送は高い電流を必要とし、1S Whoopでは電圧が3.3V以下まで低下することもあり、BECに大きな負荷がかかります。これに対応するため、新たに開発されたBECは、2.85Vという超低電圧下でも3A以上の電流を安定供給できる設計となっています。
これにより、厳しい状況下でもデジタル映像伝送を安定させることが可能となり、予期せぬ電圧低下が起きても安全に復帰できる可能性が向上します。※ただし、意図的に極端な低電圧での飛行は推奨されません。



連続12A対応の強化ESC
HD映像伝送システムの搭載により、1S Whoopの機体重量は増加し、それに伴いより高いパワーとESCの過電流耐性が求められます。これに応え、エンジニアが設計したのは、連続12A・ピーク18Aに対応する高性能ESCを搭載した、アイコニックな「クロス」型フライトコントローラーです。
これにより、推力と重量のバランスが最適化され、パワフルかつ安定したフライトを実現。HD伝送による重量増加にも対応できるため、安心して高精細な飛行映像を楽しむことができます。

IMU専用の独立電源設計
従来の共有電源設計とは異なり、Matrix 1S 3IN1 HD FCはIMU専用に設計された独立3.3V LDO電源を搭載しています。この革新的なアプローチにより、他の回路からのノイズ干渉を排除し、よりクリーンかつ安定した動作環境を実現。
その結果、飛行精度の向上、感度の改善、パフォーマンス異常のリスク低減など、あらゆる面で安定性が強化され、どのような飛行でも比類なき安定性を提供します。

簡単セットアップ＆メンテナンス
Matrix 1S 3IN1 HD FCは、飛行準備にかかる手間を最小限に抑え、フライト時間を最大化するよう設計されています。モータープラグやSH1.0-6Pin HDデジタルポートを搭載し、はんだ付け不要で取り付け・メンテナンスが可能です。
複雑な工具に悩まされることなく、より多くの時間を高画質な飛行体験に集中できるようになっています


シリアルELRS 2.4G RXについて
Serial ELRS 2.4G RXは、レシーバーとフライトコントローラーボード間の通信に**Crossfireシリアルプロトコル（CRSFプロトコル）**を使用しています。このため、BetaflightファームウェアをフラッシュせずにELRS V3.0へのアップグレードが可能です。

■ バインド手順（電源オン/オフ3回でバインドモードに入る）
1.フライトコントローラーの電源を3回抜き差ししてください。
2.RXのLEDが素早く2回点滅していれば、バインドモードに入っています。
3.RF TXモジュールまたは送信機をバインドモードに切り替え、バインドパルスを送信してください。
4.RXのLEDが常時点灯になれば、バインド成功です。

■ ファームウェアアップデート方法
Wi-FiまたはBetaflightのシリアルパススルーで更新が可能です。

◉ Betaflightシリアルパススルーでのアップデート手順
1.フライトコントローラーをPCに接続
2.Betaflight Configuratorではなく、ExpressLRS Configuratorを起動
3.ターゲットとして 「BETAFPV 2.4GHz AIO RX」 を選択
4.「BetaflightPassthrough」オプションを使ってフラッシュ

BetaflightファームウェアとCLIについて
Betaflightの公式開発者によると、ICM42688ジャイロセンサーはバージョン42688の使用が推奨されています。また、ICM42688に関連する多くの問題はBetaflight 4.5.0で修正されており、最新版4.5.1ではさらに安定性が向上しています。
■ FCファームウェア情報
使用ファームウェア：Betaflight_4.5.1_BETAFPVG473
CLIダンプファイル：ファームウェアと一緒にダウンロード可能

Bluejay ESCファームウェアについて

Matrix 1S 3IN1 HD ブラシレスフライトコントローラーは、BB51 ESCソリューションを採用し、Bluejayファームウェア A_X_5_96_v0.19.2.hexに対応しています。以下の特徴があります：

■ 対応機能
対応プロトコル：DSHOT300、DSHOT600
BetaflightのRPMフィルター対応
PWM周波数選択：24KHz / 48KHz / 96KHz（固定）
カスタムスタートアップメロディー対応
⚠️ 注意事項
ファームウェアのフラッシュ時に書き込み間隔を短くしないでください。過度に短いと、ESCのスタックやFCの焼損の原因になりますのでご注意ください。

■ 関連リンク
ESC Configurator（ベータ版）
BLHeliSuite16714903 ダウンロード
Bluejay ESCファームウェアのダウンロードページ
 ※必ず A_X_5_96_v0.19.2.hex を選択してください。

シリアルポートの使い方：内蔵RX・VTXの接続について
UART3 はデフォルトで内蔵の Serial ELRS RX に接続されています。
 → 外部デバイス用にUART3を使いたい場合は、基板上の抵抗を取り外す必要があります。

このFCには、2つの完全なフル機能UARTも備わっており、以下のような機器の接続に対応可能です：
 - 外付けシリアルレシーバー
 - GPSモジュール
 - HD VTX
 - その他シリアル機器



推奨パーツ
対応ドローン：Meteor65 Pro O4、Meteor75 Pro O4
対応フレーム：Meteor65 Pro フレーム、Meteor75 Pro フレーム
推奨モーター：0802SE モーター、1102 モーター
推奨プロペラ：Gemfan 35mm 3枚羽（GF 35mm 3-Blade）、Gemfan 45mm 3枚羽（GF 45mm 3-Blade）


パッケージ内容
1 × Matrix 1S ブラシレスフライトコントローラー（3IN1 HD）
1 × Type-C to SH1.0アダプター
1 × SH1.0-4Pin アダプターケーブル
1 × SH1.0-6Pin アダプターケーブル
4 × M1.2×4 セルフタッピングネジ
4 × M1.4×5 セルフタッピングネジ
4 × 衝撃吸収ボール